- なぜかお金が貯まらない。
- お金があるとつい使ってしまう。
- みんなはどれくらい貯金してる?
働いているのに貯金が貯まらない…なんて悩みを抱えてませんか?
20代は給料が低いけど、お金を使いたくなる時期ですよね。
だから、貯金が難しいのは当然なのです!
でも、20代で貯金習慣を身につければ、将来のお金の不安をグッと減らすことができます!
僕自身も20代ではお金に苦労しましたが、「貯蓄のコツ」を学び、今では資産を築いています。
そこで本記事では、20代がお金を貯められない3つの原因を分析し、それぞれの解決策を紹介します。
- 20代から着実に資産を貯めたい人
- 将来、お金で困りたくない人
- みんなの貯金額が気になってしまう人
あなたも今から行動すれば、将来、お金に困らない生活が待っています!
「20代でお金が貯まらない」は当たり前!でもコツを知れば未来は変わる

日本では、若者ほど貯金しにくい構造になっています。
なので、「お金が貯められない理由の100%が、若者にあるわけではない」と僕は思います。
どうしてお金が貯まらないのだろう?
20代の頃は、シンプルにもらえる給料が少ないのが原因です。
その大きな要因の1つが「年功序列の給与体系」にあります。
どれだけ頑張っても、同期との給与に差が開くことはありません。
なので人によっては、働く意欲すらも削がれてしまうでしょう。
成果主義を採用する企業もありますが、日本ではマイナーです。
また、日本の新卒の平均年収は「240万円前後」と、国際的にも高くありません。(参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」)
例えばオーストラリアでは、新卒の平均年収が500万円前後と言われています。
物価などの違いはあれど、この差には驚きですよね。
思い返してみると、僕自身も常に金欠だった記憶があります。

20代では趣味や人付き合いなど、楽しみたいことが多い時期ですよね。
そのため、「稼いでもすぐに消える」というのも当然と言えるでしょう。
でも、だからといって「20代で貯金できない」わけではありません。
実は、お金の使い方には「一定のパターン」があるのです。
つまり、自分のムダ使いの傾向を把握することで、貯蓄額は増やせるのです!
次で、「お金が貯まらない原因」をタイプ別に分析して、それぞれの対策を解説します。
あなたはどのタイプ?「お金が貯まらない原因」を3パターンで診断&解決!

これからの長い人生を、豊かに暮らせるか?という鍵を握るのが20代です。
早いうちから貯蓄の仕組みを作ることで、将来的に大きな資産を築けますよ。
具体的にはどうすればいいの?
まず、自分の「お金が貯まらない原因」を自覚することが第一歩です!
原因が分かれば、対策することはそう難しくないです。
お金が貯まらない原因を分類すると、
- 何となくお金を使ってしまう人
- ムダな固定費が多い人
- 貯める仕組みができていない人
この3つの支出タイプに分けられます。
でもこれでは、「自分がどのタイプに当てはまるか」分からないと思います。
そこで次では、それぞれの支出タイプを詳しく解説していきます。
“タイプ別の解決策”も紹介するので、実践すればお金が貯まるようになるでしょう!
「何となくお金を使ってしまう人」は、支出の見える化をしよう!

ひと言でいうと、典型的なムダ使いタイプです。
気付いたらお金がなくなってる…なんて人が多いのが特徴です。
これは、「支出管理ができていない」ことが原因です!
何にどれだけ使ったかを把握できてないので、お金が入るとそのまま使ってしまいがちです。
このタイプの人は、「支出の見える化」をするとお金が貯まるようになります。
そこでまずは、家計管理を意識することが大切です。
最も効果的なのが、家計簿をつけることです。
今さら家計簿?と感じる人もいるかもしれませんが、節約に超効果的です。
(詳しくは、家計簿について書いた別記事をご覧下さい。)
ただし、少し手間がかかるので、三日坊主になる人がいるかもしれません…。
そんなめんどくさがり屋さんには、家計管理アプリがおすすめです。
例えば、「マネーフォワード」や「マネーツリー」などが有名です。
これらを使うと、
- 今月はいくら収入があったか?
- いくらムダ使いしたのか?
- その結果、資産が今いくらなのか?
といった、自分の資産状況を一瞬で把握することが可能です。
支出の見える化をすると、ムダ使いが浮き彫りになりますよ。
最初はムダ使いの多さを目の当たりにして、絶望するかもしれません。
でも、ムダ使いを振り返ることこそ、お金持ちへの第一歩となります!
使い方も、銀行口座やクレカを紐付けるだけです。
“まずアプリを試してから、本格的に家計簿をつける。”という流れがおすすめです。
「ムダな固定費が多い人」は、契約を見直すことから始めよう!

このタイプの人は、本当に損をしています!
毎月決まってかかる、「固定費」にお金を吸われている状態です。
例えば、
- 高額なスマホプラン
- 収入に合わない家賃
- 不要な保険
などを放置していることが、主な原因となります。
そこで、まずは契約内容をしっかりと見直すことから始めましょう!
ぶっちゃけ、固定費の見直しは「面倒くさい」です…。
でも、契約を見直して安いプランなどに移行すれば、その後ずーっとお得が続きます。
この節約方法は、非常にコストパフォーマンスが良いのです。
例えば、スマホの通信費についてを考えてみましょう。
「ずっと前から、大手キャリアを使ってる」なんて人も多いと思います。
そんな人は、格安SIMへの乗り換えを検討してみましょう!
月5,000円ほど安くなるかもしれません。
例えば、
- 楽天モバイル
- LINEモバイル
- ahamo
などの格安SIMなら、ほぼデメリット無しでコスト削減できます。

また、契約している家賃が、自分の収益に見合っていないこともあります。
家賃は高くても、収入の30%以下に抑えるようにしましょう。
地方であるなら、もっと安く部屋を借りられるでしょう。
さらに節約したい人は、シェアハウスという選択もあります。
とても安いですが、共同生活が苦手な人には向かないので注意しましょう!
また、保険料の払い過ぎにも注意が必要です。
保険をかけすぎると、貯まるお金も貯まらなくなります。
僕の周りでも、ムダな保険にお金を搾り取られてる人を見かけます。
月に1,000円前後の「掛け捨て型保険」で十分です。
特に、「貯蓄型の保険」には注意して下さい。
貯蓄型の保険の場合、保険料の多くが、
- 運用手数料
- 保証費用
などに回るため、運用利回りが低くなりがちです。
要は、お金が思ったように増えません。
保険で貯蓄をするよりも、別で資産運用をした方が効率が良いですよ。
このように、固定費を見直すと「意外とムダが多かった」なんてことはよくある話です。
一度見直して、安いプランに乗り換えるなどを検討しましょう!
「貯める仕組みができていない人」は、先取り貯金を試してみて!

「余ったら貯金しよう」と考えている人は、ほぼ確実に貯金ができません。
と言うのも、人はあるだけ使ってしまう生き物だからです。
だから、お金を貯めるには“仕組み化”がマストになります。
そこでおすすめなのが、強制的に貯金する「先取り貯金」となります。
具体的には、手取りの20%を貯金したいところです。
例えば、手取り20万円なら毎月4万円を貯金する感じです。
この場合、残りの16万円を生活費に充てて、1ヶ月を乗り切ります。
また、「貯金用の口座」を持つのもおすすめです!
生活費と別にすることで、使い込みも防げますよ。
こうすることで、(嫌でも)貯金が増えていきます。
資産が右肩上がりに増えていくのを見ると、「もっと節約したい!」という気持ちが湧いてきます。
まずは、お金を貯める習慣を身に付けましょう!

ここからは、【応用編】になりますが、資産拡大を狙える方法を紹介します。
先取り貯金ができるようになってきたら、
- 積立NISA(ニーサ)
- iDeCo(イデコ)
を使って、資産運用してみることを強くおすすめします。
僕自身、38歳で5,000万円の資産を築きましたが、この方法でお金を増やしました。
これらを使えば、投資で出た利益を非課税にできるので、お得に資産が増やせます。
若いうちから投資を始めた方が、「複利の効果」で資産を大きく増やせます。
「早く始めて、長く持ち続ける」のが、長期投資の勝ちパターンです。
20代で長期投資を始めると、高確率で豊かになれると思います。
節約→投資の流れについては、別記事で詳しく紹介してるので、ぜひご覧下さい。
20代の貯蓄額中央値は○○万円?それでも焦らなくていい理由とは?

多くの人が気になるのが、「他の20代はいくら貯金しているの?」という点だと思います。
でも僕は、「他人の貯金を気にする必要はない」と断言したいです。
それでも、気になるから知りたい!
20代の平均貯蓄額は176万円で、中央値は20万円になります。
平均貯蓄額が176万円と知って、ドキッとしませんか?
「こんなに持ってない!」って人の方が多数派だと思われます。
というのも、平均貯蓄額は1人でもお金持ちがいると、高額になる傾向があるためです。
分かりやすく具体例を出すと…、
- まず、5人にアンケートを取ります。
- このとき、「5人の中で4人が貯金0円」とします。
- そして、1人だけが「1,000万円」を貯金していたとします。
- すると平均貯蓄額が200万円となります。
このように、4人が貯金0円にも関わらず、平均貯蓄額が200万円となるのです。
言わば、実態のない数字となりますよね。
しかも条件次第(実家暮らしか、1人暮らしか?など)でも経済状況は変わります。
なので、この「数字」に振り回される必要は全くありません。
中央値20万円の方が、親近感があると思います。
並べたデータのちょうど中央になるので、実際の感覚に近いと言われます。
とはいえ、どちらにしても“参考程度”に捉えましょう。
他人の貯金額を知ったところで、自分の貯金額が増えるわけでもないですし。

それよりも、人生にはお金の「貯めどき」があるのをご存知ですか?
これを理解しておくと、蓄財のモチベも上がると思います。
(僕はこれを知らなくて、30代になってから焦りました!)
お金の貯めどきには、次の3段階があります。
- 就職してから、結婚するまで。
- 結婚してから、子供が中学生になるまで。
- 子供が独立してから、定年退職するまで。
これを見渡すと、40代前後くらいまでには、ある程度の資産を貯めたいところです。
特に、20代は収入が少なく貯めにくいですが、この時期に貯めるかどうかで30代以降の生活が大きく変わります。
もし「今は貯金ゼロ…」という人も、まだまだ巻き返し可能です。
大切なのは 「まずは行動すること」 です!
そして、将来のために今から蓄財習慣を身につけましょう。
今、浪費を続けてしまうと、将来は「お金に困る人生」になりかねません。
そうならないために、未来も考えたお金の使い方を意識したいですね。
- 支出の見える化をする。
- ムダな固定費を削減する。
- 先取り貯金をする。
これらを継続して続けることが大切です。
特別な才能や高収入がなくても、コツコツ積み重ねれば大きな資産を作れます。
今の楽しさだけでなく、未来も楽しめるように、今から行動を始めましょう!
【まとめ】今は少なくてもOK。未来のために今できることを始めよう!

20代でお金が貯まらないのは多くの人が抱える悩みです。
でも、適切な対策をすれば必ず改善できます。
重要なのは「支出を把握し、ムダをなくし、仕組み化する」ことです。
- 何となくお金を使ってしまう人 → 支出の見える化を!家計簿アプリを活用し、ムダ使いを防ごう。
- ムダな固定費が多い人 → 契約の見直しを!スマホ代、保険、家賃などを適正なプランに変更。
- 貯める仕組みができていない人 → 先取り貯金を!収入の一部を自動的に貯金するルールを作る。
貯める力を鍛えれば、将来の経お金の不安は間違いなく減ります。
少しずつでも継続すれば、必ず資産は増えていきます。
「お金がない…」と嘆くだけでなく、まずは行動することが大切です。
未来の自分のために、今から賢くお金を管理していきましょう!
もっと節約について知りたい!という人は、次のような記事もぜひご覧ください。の記事も読んでみて下さい