- お金持ちの生活ってどんな感じ?
- リッチな生活をするには最低いくら必要?
- 今の自分の生活レベルと比較したい!
「お金持ちになったら豪遊できる!」と思っていませんか?
僕もそう思っていましたが、実際に資産が5,000万円を超えても、生活は地味なままでした。
しかし、”ある大きな変化” を感じています!
この記事では、準富裕層のリアルな暮らしと、お金がもたらす意外なメリットをお伝えします。
- お金持ちの生活に興味がある人
- お金持ちを目指している人
- 自分がいくらお金を貯めれば良いか悩んでいる人
記事を読み終わる頃には、「理想の暮らしには、どれくらい資産が必要なのか」分かるでしょう。
思ってたのと違う!資産5,000万円じゃお金持ち生活はムリ

野村総合研究所のデータによると、資産5,000万円以上が「準富裕層」となります。
このラインに到達する人の割合は、8%ほどしかなく、一般的に「お金持ち」と呼ばれています。
リッチな生活してそう!
準富裕層だからといって、生活が劇的にイイわけではないです。
と言うのも、僕自身の生活が“お金持ちの生活と呼べないレベル”だと自覚しているためです。
むしろ資産が少ない人の方が、お金持ちぽい生活をしているとさえ感じます。
そんな稼いでないのに、車やブランド品をどんどん買い換える人いますよね。
ひと口にお金持ちといっても、どうやって資産を築いたかは人それぞれです。
再現性の低い方法で、お金を手にした人は生活が派手になりがちです。
例えば、
- 立ち上げた事業が成功した。
- 株で一発儲けた。
- 相続で大金が入った。
一般的なお金持ちのイメージに近いのはこちらだと思います。
よくテレビとかで取り上げられますよね。
いきなり大金を手にすると、お金の使い方が荒くなりがちです。
逆に、再現性の高い方法で、お金持ちになった人ほど、地味な生活になりやすいと感じます。
具体的には、節約+長期投資などで資産をコツコツ積み上げたタイプです。
まさしく僕がコレです。
そして、多くの人が“僕と似たようなスタイル”でお金持ちを目指すことになると予想します。
というか、よほど多くの給料をもらわない限り、こうならざるを得ないと思うのです。
そこで、僕のリアルな生活の一部を次でお見せします。
準富裕層の生活は堅実で地味…その理由とは?

コツコツと資産を築いた人の生活は、堅実で地味なものです。
残念ながら、派手な暮らしとは無縁と言い切れるでしょう。
どうしてお金があるのに使わないの?
お金を貯めるという「習慣」が身に染みているためです。
これは僕だけなく、資産を築いている人のほとんどに共通します。
むしろ、お金を貯める前より質素な生活になってるとすら感じますね。
お金を貯める前と、準富裕層になった今を比べると…
お金を貯める前 | 今 | |
外食について | 3日に1回程度 | 1ヶ月に1回程度 |
旅行について | 年に1回は海外旅行 | 5年ほど行っていない |
買い物について | 高くても品質を重視 | コスパやリセールバリュー重視 |
準富裕層とはいうものの、金銭感覚はこんな感じです。
人によっては「ケチくさい」と感じるかもしれませんね。
ちなみに、お金が貯まった今でも節約を楽しんでやってます。
だからといって「我慢ばかりの生活」かというと、そんなことはありません。
支出をコントロールしつつ、必要と感じればしっかりお金を使います。
例えば、
- 家族や友人との時間
- 家族それぞれの趣味
これらにお金を使うことは惜しみません。
だからこそ、(意外にも?)生活満足度が低いと感じたことはないですね。
このように、資産を築いたからといって浪費するのではなく、計画的にお金を使いながら生活しています。
理想のお金持ち生活はどれ?目標資産を3つのレベルで解説!

「お金持ち生活を送るには、3億円が目安になる…。」
これは、資産5,000万円に到達して僕が気が付いたことです。
さすがに3億円は盛りすぎじゃない?
1億円でようやく生活の選択肢が広がり、3億円あれば「お金持ち生活」が可能になります。
「投資ありき」で必要な額を計算していることには注意して下さい。
これは、僕自身が長期投資をベースに資産運用しているためです。
この考え方は、投資による「4%ルール」が根拠になります。
投資未経験の人に向けて、4%ルールを①〜③の順に説明すると、
- (優良な投資先なら)年7~10%のリターンが期待できる!
- だから、余裕を持って4%くらいなら使っても大丈夫だよね?
- 4%で取り崩せば、使っても減るどころか増えていく!
みたいなイメージでとりあえずOKです。
詳しくは割愛しますが、「トリニティ・スタディ」の考えを元にしています。
“安全な引き出し率”に関する最も有名な研究の1つです。
近年話題になっている「FIRE」の根幹となるルールですね!
この考え方を使うと、取り崩せる金額は次のとおり。
- 5,000万円 → 年間200万円
- 1億円 → 年間400万円
- 3億円 → 年間1,200万円
この、「取り崩したお金だけで生活する」ことを前提に話を進めます。
また、今回は病気などのリスクを考慮せず、シンプルに生活費だけで見ていきます。
それでは、それぞれの資産額について深掘りしてきます。
【Lv.1】資産5,000万円を取り崩すだけでは生活できない

資産5,000万円の場合、年間で取り崩せる金額は200万円となります。
つまり、月に使えるお金が17万円弱となります。
これでは最低限の生活を送るのも難しいでしょう。
少なくとも家庭を持っている人は到底ムリだと思います。
1人暮らしのミニマリストならワンチャン有るかも…?
節約派の我が家でも、これだけで生活をするのはムリです。
なので、引き続き積み立てを続けるなどで、資産を増やす必要がありますね。
【Lv.2】資産1億円あれば人生の選択肢が増える

最低限の生活が成り立つ、最低ラインは1億円だと考えています。
1億円の資産があれば、年間400万円を取り崩せます。
つまり、毎月33万円が使えるというわけですね。
月に33万円で生活するのは、現実的に可能だと僕は思います。
ただし、贅沢な暮らしはNGで、ある程度の「我慢」も必要でしょう。
ちなみに僕の目標金額がココです。
【Lv.3】資産3億円から「お金持ち生活」が始まりそう

いわゆる「本当の富裕層」と呼ばれるレベルの生活をするなら、資産3億円は必要だと考えます。
3億円あれば年間1200万円を取り崩せます。
つまり月に100万円も使える計算になりますね。
これだとかなり自由にお金が使えそう!
数日間ほとんどお金を使わなければ、大きな贅沢に回すこともできます。
もはや、嫌でもお金が貯まる生活になるのでは?と予想できます。
(僕には現実味がないため、あくまで予想にはなりますが…。)
準富裕層になって得たもの→ベスト1は心が軽くなったコト

資産が5,000万円に到達すると、「お金持ち」と思われがちですが、実際の生活はいたって普通です。
では、お金をコツコツ貯めるメリットがないのか?と聞かれると決してそうではありません。
どんなメリットを感じてる?
人間の三大悩みのうち、「お金」という悩みが“ほぼ”解決されます。
この「精神的なゆとり」こそが、準富裕層になって感じた最大のメリットです。
ちなみに、人間の三大悩みは「健康・お金・人間関係」と言われています。
お金の悩みが薄れるだけで、本当に生きやすくなりますよ。
人生で大きくお金のかかるものとして、
- 老後の生活資金
- 子供の教育資金
などが挙げられるでしょう。
世間で騒がれた「老後2000万円問題」はすでにクリアできてます。
また、子供の大学資金に怯えることなく生活できます。
派手な生活はできませんが、精神的な余裕が生まれるのは事実です。
僕自身、準富裕層になって(生活は変わらないけど)、肩の荷が降りた感覚はあります。
今となっては、悩みが少ない生活こそ財産だと感じてます。
【まとめ】「お金持ち」のラインは3億円?資産と生活レベルのリアル

今回は、「お金持ちの生活」についてを記事にしました。
お金持ちといっても、準富裕層くらいでは、派手な生活はできません。
でもお金の心配が減ることで、ものすごく心が軽くなります。
僕が準富裕層になって、肌で感じているのが、
- 5,000万円あれば、お金の悩みが減る。
- 1億円あれば、最低限の自由が手に入る。
- 3億円あれば、「お金持ち」らしい生活ができる。
ということです。
なかなか現実は厳しいですね。
そこで「自分にとって理想の生活」を考え、それに必要な資産を逆算することが大切です。
家計状況などで必要な資産は上下しますが、本記事を参考に理想の生活を手に入れましょう!
また別記事にて、
- お金を貯めるコツ
- 準富裕層になれた家計簿
なども公開しているので、そちらもご覧ください。